あごブログ 2019年03月14日
ある日突然口が開かなくなったり、食事中に顎が痛くなってしまう症状のことを顎関節症と言います。
この症状は違和感から痛みに変わるものもあれば、朝起きたら顎が痛くて・・・。みたいな症状まで様々です。
ただ、顎関節症の多くは昨日今日何かをして痛みが出ているケースは少なく、普段の生活習慣がほとんどなのです。
なってしまってからこの情報を知っても遅いと感じるかもしれませんが、非常に大切なことで普段から意識して防げることをお話するので、最後まで読んで下さいね。
TCHという言葉知っていますか?
Tooth Contacting Habitの略で、歯列接触癖(しれつせっしょくくせ)のことを表します。
人間は本来、物を噛んだり飲み込んだりするとき以外は上の歯と下の歯は接触しないのが正常なのです。
しかし、スマホやパソコンを長時間使用しているときに、無意識に歯の接触が起こっている人が大勢いるのです。
食いしばりまではいかなくとも、ただただ接触しているだけで顎関節に負担がかかってしまっているのです。
これが1日に19分以上続く人はTCHがあると言っていいでしょう!
歯が割れるほど噛み締めている訳ではないのに、何がそんなに悪いの?
と思ってしまう人もいるかと思います。
しかし、歯と歯の接触が始まった瞬間から、咀嚼筋群という噛む為に使う筋肉は働き始めます。
小さな力とはいえ、それが1日に数時間も続くとなるとどうでしょう?
確実に疲れてきますよね?
例えば350mlのペットボトル!
思いなぁ、と感じる人はあまりいないと思います。そんな軽いものも繰り返し上げ下げしているといずれ疲れて、上げられなくなります。
軽いものだからと安心していると後で大きな代償になることだってあるのです。
ですので、ちょっとした歯列接触も長時間に及ぶと恐ろしいということに気づいて下さい。
これには2つの方法があると考えています。
方法その①:意識をする
原始的な方法と思うかもしれませんが、パソコンのモニターの端や車の中の目に付く場所に
「食いしばらない!!」
と言ったメモを貼りましょう。
絶対やらないですよね?笑
でも本気で治したいのであれば周りの目なんて気にしている場合ではありません。刻一刻とTCHによってあなたの顎は蝕まれているのです。
恥ずかしいのであれば、付箋だけでも貼って「食いしばらない為の合図」にして下さい。
方法その②:姿勢を正す
まず、最初に背筋を伸ばした状態で椅子に座ってみて下さい。
その時、歯と歯は接触させないように気をつけます。
次に、あえて猫背になって下さい。するとどうでしょうか?多分接触させないようにするのが難しくなるか、口が開けにくくなるはずです。
普段そういった姿勢で過ごしているので、知らず知らずのうちにTCHを引き起こしている可能性があります。
姿勢を正せばそこまで食いしばらなくてもよくなるのは体の原理がそうなっているからです。
よって、口に意識を持っていくより、まずは背中を意識してみましょう。
まとめ
自分はTCHだ!と気づく人は5人に1人もいません。
むしろ、
「自分は大丈夫!」
と勝手に思っているだけの人が大半です。
集中が途切れた時などに顎がだるくなったりしてせんか?
まずは己の体を知ることから始めてくださいね!
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