あごブログ 2018年10月02日
尾道市にある宗永鍼灸接骨院には顎関節症や歯ぎしりをはじめとするアゴの症状の患者が数多く来院する。
多くの場合、まずは歯科に通い、マウスピースを作ってそれを装着する治療を行うのだが、中にはなかなか改善に至らないケースがある。
そういった症状に「全身のバランス」を整える施術で立ち向かっているのだ。
福山市在住 M様 30代 女性
彼女から連絡があったのは、平成30年2月中旬だった。
現在、歯列矯正中であるが顎の痛みや違和感があり、整顎治療を受けたいとのことだった。
ただ、この時は当院の考え方として、まずどちらかの治療を優先すべきと伝え、歯列矯正がひと段落してから、歯科医師の許可が下りてから整顎治療を受けることになった。
実際に当院への通院を開始されたのが平成30年6月下旬で、それまでの経緯や現在の症状について話していくと、あらゆる問題が体の各部位で見つかってきた。
まずは首だ!
慢性的に首の痛みがあり、いくつもの整骨院や整体に通った経験があるとのこと。
首を回すといつもあるポイントで引っかかり感を覚え、肩もこりやすいとのことだった。
次に腰
腰は痛みがあるわけではないものの、重だるさや力が入りにくいという自覚症状がみられた。
そして顎に関しては主に
・口を開けた時に鳴る音
・左右対称に動かせない
など、当時は痛みはなかったものの、動きの悪さがはっきりと確認できた。
どれも、当時のメールでのやり取りでは確認できなかったもので、顎以外にも問題があることに本人が一番驚いていた。
歯並びを正すために行った歯列矯正ではあったが、運が良ければ長年悩まされた顎関節症の症状にも変化が起きるかもしれないと希望を持っておられたが、そんなにうまくいかなかった。
体の各部位にも問題が波及していたため、口元だけ見ていても変化が出てこないのも無理はない。
そこで、顎に悪影響を及ぼすであろうポイントをしっかり見ていく整顎治療を受けることで、一つ一つ問題を解決していくことにした。
1回目、2回目、、、
特にこれといって変化がない。
正直、整顎治療では珍しいことではない。
ただ、3回目あたりから姿勢に変化が出始め、4回目の首を処置した頃には首の動きが見違えるほどスムーズになってきた。
6回目でアゴを処置したときには、開口時の音が軽減した。
その後は、アゴの状態のチェックや体のバランスの見直しなどを何度か繰り返し、卒業となられた。
M様との対談動画です。
まとめ
整顎治療が素晴らしい!!
マウスピースでは顎関節症は治らない!!
そういった話ではなく、対談動画の中にもあったように、治療の併用をしていくことで症状の改善に繋がるケースもあります。
歯科で治療を始められた方は主治医とよく相談の上、当院までお問い合わせいただければと思います。
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